戦う片付けられない元うつ病の主婦。フリー翻訳家。息子たちは自閉症。夫は元中学教諭。
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みさえさんは、母親の鏡(?)
1999年05月29日 (土) | 編集 |
野原みさえ


この記事は99年05月29日にYahoo!ジオシティーズのジオダイアリーに掲載したものです。詳細はこちら

 先日、本屋さんで息子達を放し飼いにしながら立ち読みをしていたときのこと。ある育児関係の雑誌の表紙を飾っているのが「ドラえもん」のび太母子の絵だった。私はふと、疑問に思った。なぜこの女性が育児雑誌の表紙に載るのだろう。この人は母親としては、失格だと思っているからだ。

 まず、彼女は息子の成績にこだわる割には、なんだ成績向上の対策を考えていない。塾に行かせるなり、家庭教師をつけるなり、自分で勉強を見るなり。いろいろと努力はできるはずだ。でも彼女は0点を攻めることしかしない。

 彼女は息子に叱るとき以外にあまり関わりを持たない。それどころか赤の他人(他ロボット)に任せっきり。現に、のび太は困った時や、いじめられた時、母親に助けを求めることはまずない。母親に相談しても、叱られるのが関の山だからだろうか。しかも、彼女はヒステリックで、感情のままにのび太を叱りつける。息子が無気力になるのも仕方がない。

 彼女がのび太少年に対してやさしいのは、ドラえもんの道具を使って、いい思いをさせてもらったとき。そう、条件付きの愛情なのである。

 その点、「クレヨンしんちゃん」の母みさえはすばらしい。たしかに彼女はおまぬけで見栄っ張りな尻デカおばばかもしれない。しかし、彼女は体を張ってしんちゃんを育てている。

 いたずらをしたしんちゃんに一発お見舞いすることはあるけど、のび太の母のような言葉の暴力を決して振るわない。しんちゃんのいやがる事を無理矢理しないし、させない。だから、あそこまでのびのびとした子供に育ったのではないかと思われる。

 彼女のすばらしいところは何かをするときは、しんちゃんの意志を確認し、無理強いはしないところだ。昨日放送のお話では、デパートの電化製品売場でテレビに夢中になっているしんちゃんに強引に帰ろうとは言わず、しんちゃんの意志を尊重して、好きなアニメが終わるまで、待つことにした。(ビデオ録画を忘れたせいもあるが、やっぱり、これも子供を優先的に考えた末のジレンマだ。)

 映画「ブリブリ大国」では、しんちゃんを守るために飛行機から飛び降りるシーンがあった。すばらしい母親だ。

 果たして、のび太の母がここまでできるか、疑問だ。どらえもんに任せてしまうような気がする。

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