戦う片付けられない元うつ病の主婦。フリー翻訳家。息子たちは自閉症。夫は元中学教諭。
ザ・カリスマ ドッグトレーナーに学ぶ障害児の育児
2012年08月18日 (土) | 編集 |
シーザー・ミラン
ザ・カリスマ ドッグトレーナーのシーザー・ミラン

私はCS放送ナショナルジオグラフィックチャンネル(ナショジオ)「ザ・カリスマドッグトレーナー」という番組が大好きで、夫婦でよく見ています。今はBSのFOXBS238でも再放送しています。

メキシコ出身のドッグトレーナーのCesar Milan(シーザ・ーミラン)が問題行動のある犬の家へ行き、独自の方法で問題を解決てしていきます。

シーザーののキャッチフレーズは「私は犬をリハビリし、飼い主をトレーニングします。」彼の考えは、犬の問題行動の原因は飼い主にあることが多いというものです。

飼い主のまずい飼い方のせいで、無駄吠えしたり、ほかの犬や動物を攻撃したり、飼い主のベッドを独占する犬たち等が毎週登場します。シーザーはまず犬の行動を正します。その後飼い主のどういう飼い方が間違っているか、指摘して、飼い主に犬の飼い方を指導します。

シーザーはいつも飼い主に「穏やかで毅然としたリーダー」であることを要求します。飼い主は「群れ」のリーダーにならなければ、犬は服従しません。散歩をするときには犬がリードを引っ張ることを許しません。飼い主の横を歩き、飼い主の指示通りに行動するまで訓練が続きます。

また、犬を甘やかしたり、かわいそうに思うことを禁止します

飼い主が仕事から帰宅した時に、わんわん吠えながら、飛びついてくる間は愛情を示しては行けません。犬が落ち着いて吠えるのをやめてから、初めて頭をなてたり、抱き上げます。こうやって、犬に正しい行動だけにご褒美をあげます。

以前の飼い主に虐待されていた犬や、一緒に飼われている別な犬のせいで怪我をした犬なども登場します。こういう犬を不憫に思って、飼い主が甘やかしたおかげで、手におえないほど凶暴な犬になることがあります。

シーザーによると犬は「今現在」を生きているので、過去に起きた悲しみを引きずることはないのだそうです。かわいそうな思いをしたからといって、悪いことをしても叱らないと、犬は自分が家の「群れ」のリーダーだと思い、問題行動を起こします。やっていいことと悪いことに区別がわかる方が犬にとっても、家族にとっても幸せです。精神的にも安定します。

私は番組を観ているうちに、気づいたことがありました。

これは私が今まで行なってきた二人の自閉症の息子たちの育児と似ているな、ということです。

障害児の親が陥りやすい罠が「障害を持った子供を不憫に思う」ということです。こういう親たちは、子供が欲しがるものをすべて買い与え、悪いことをしても叱らず、子供の家来になってしまいます。こうやって甘やかされた子供たちは「我慢」という事ができなくなります。学校に行って、物事が自分の思い通りにならないとパニックを起こしたり、周りの生徒を突き飛ばしたりします。

私は息子たちにたくさん我慢をさせました。お菓子を欲しがっても、ダメなときはダメと言いました。端からは「障害を持つ子供に対して冷たい母親」と避難されました。ですから、物事が思い通りにならなくても、慣れっこで教室でも落ち着いていました。まわりのお母さん方には「手がかからない子でラッキーね。」と言われました。

私はウツ病で家事がろくにできない頃も、それを棚に上げて子供たちには厳しくしつけをしました。二人とも自分のことはほとんど出来るようになりました。現在は仕事に持っていくカバンの準備、朝食を取る、出勤するということは私の手を借りません。全部自分でできます。

去年まで私は長男の弁当作りで平日は毎朝5時ぐらいに起きていましたが、最近はそれを卒業して、7時頃まで寝ています。

自閉症の長男が作った朝食
5月のある日、長男が作った朝食


23歳の次男は、誰よりも早く起きで、自分でトーストや納豆ごはんを簡単な朝食を取って、朝六時過ぎには出勤しています。28才の長男は自分で私が起きてくるまでにしっかりと朝ごはんを作って食べてから出ます。今朝はインスタント味噌汁、焼き鮭、卵焼きでした。ホットケーキを焼いたり、ピザトーストを作ることもあります。

私は親として自信がなくても、ウツ病でも、とにかく穏やかに毅然とする努力をしました。絶対に子供のペースに振り回されず、主導権を握っていました。

今、育児で悩んでいる皆さん、ぜひ「カリスマドッグドレーナー」をご覧になってみて下さい。必ずヒントが見つかります。

P.S. 次男のプログを更新しました。次男がペイントで描いた絵に、私が制作を話を訊いて、記事を代筆しています。

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