戦う片付けられない元うつ病の主婦。フリー翻訳家。息子たちは自閉症。夫は元中学教諭。
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出生前診断、賛成です
2012年09月15日 (土) | 編集 |
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ダウン症の人の染色体

出生前検査とは

私は二人の自閉症者の母親です。前にも言いましたが、二人を育てるのはとても大変でした。正直に言うと。私は出来ればこの苦しみは、ほかの人達に味あわせたくないと思っています。ですので、出生前診断には賛成です。

しかし、今のところ出生前診断で自閉症かどうかはわかりません。

今朝のNHKの番組「週刊ニュース深読み」で出生前診断が話題になっていました。番組サイトによると出生前診断とは

お母さんの血液を調べることで赤ちゃんにダウン症などの障害があるかどうかをアメリカの会社では高い精度で調べられるとしています。 これまでも出生前診断については障害などが分かった時に中絶に結びつくと心配する声がありました。今回の技術は負担も小さいため受ける人が増えるのではないかと指摘されています。

ということです。

今までは羊水検査と言って子宮に注射器をさして、羊水を取り出して検査する方法がありましたが、これは流産の原因になる危険もありました。

アメリカで開発された新しい検査方法は母体にも胎児にも負担が少ない安全な検査方法です。

私の決断

私は長男を妊娠していると知る前にX線検査を受けました。当時まだ25才の私は母親になる自信がなくて、主人と相談して、避妊を続けていました。しばらくひどい腰痛に悩まされていたので近所の整形外科に相談に行きました。先生に「妊娠の可能性はありませんか?」と質問された時に、「ありません」と答えました。検査の結果、これといった原因が見つかりませんできた。

その翌月ぐらいにやはり子供を作ろう、ということで、基礎体温をつけました。すると、基礎体温はずっと高かったので、不思議に思って病院に行くと、長男を授かっていました。逆算すると、レントゲンをつけた時にはすでに妊娠をしていました。先生にそのことを話したら、「障害児が生まれる可能性はないとは言えない」という事でした。

私たちは話し合って、産むことにしました。長男は2歳になる直前に長男が自閉症だと診断されました。自閉症はレントゲンを受けたせいかと一瞬思いましたが、私はとにかく長男のためになにをしなければならないか、ということのほうが大切でした。すぐに障害児の母子通園施設に通い始めました。

次男が生まれて、しばらくしてやはり自閉症だとわかった時に、レントゲンのせいではなかったことを確信しました。

私は「障害児が生まれるかもしれない」という言われた時にさほど心は揺らぎませんでした。それでもこの子に会いたい、と思いました。今でも二人を生んだことは後悔していません。しかし、とーーーーっても大変でした。

障害児を産むという決断

世の中には、障害を持った子が生まれたせいで、両親が離婚する、家庭が崩壊する、子供が虐待される等いろいろな問題が起きています。健常児の子供を育てるのも大変なのに、障害児を育てることは絶対に無理な人は多くいます。

もし血液検査で生まれてくる子供に障害があるかどうかわかれば、両親は結果を知った上で産むかどうか決めることができます。この新しい出生前診断でわかるのは染色体異常の危険があるかどうかだということなので、自閉症などの発達障害は染色体の異常ではないので、この検査で調べることはできないようです。

私は、検査の結果で授かった命に染色体異常の可能性があるとわかっても、「産まない」と決める親は100%だとは思いません。その結果を知った上で産むことを決意する両親は必ずその子を大切に育てると思います。

現状では子供に染色体異常があるということ生まれた時にしかわからないサプライズです。早いうちでわかれば、親は学習したり、相談したり、心の準備をすることができます。

番組での話によると、医療費が無料なイギリスではこの検査はだれでも受けることができます。検査の結果、染色体異常の可能性がわかって、中絶を決意する親は90%だということです。残りは出産をしています。

染色異常の一つで最もよく知られているのがダウン症です。息子たちの学校にも数人のダウン症の生徒さんがいました。みんな人懐っこく、穏やかで、優しくて愛情にあふれた子たちです。

染色体異常の可能性のあるお子さんを身ごもっていらっしゃる方は専門家に相談し、ネットや書籍で染色体異常のことを調べて、たくさん勉強した上で出産するかどうかを考えて下さい。産むか産まないか決める権利があるのは本人だけです。自分の気持ちに正直になりましょう。それが正しい決断です。

私がやっているウェブサイト(最近は更新していませんが)にようこそオランダへというエミリー・パール・キングスリーさんのエッセーを掲載しています。私が日本語に訳しました。キングすりーさんの双子のお子さんの一人がダウン症で生まれました。キングスリーさんはアメリカの子供向け教育番組、セサミストリートの制作スタッフの方で、彼女の提案で障害を持つ子供達を番組に出演させるようになったときいたことがあります。ダウン症だけではなく、いろいろな障害を持つ親御さんを気持ちを代弁しているエッセイなので、ぜひお読みください。

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コメント
この記事へのコメント
Re: タイトルなし
難しい問題ですよね。

記事にも書きましたが、出生前診断で染色体の異常が認められたしても、必ず中絶すろとは限らないと思うし、中絶を決意したとしても、それは安易な結論ではないと思います。
2013/05/24(Fri) 12:49 | URL  | Jasmine #-[ 編集]
私は新出生前診断には大賛成です!

ダウン症児(者)に憧れて、ダウン症児(者)に生まれたい、生まれたかった、生まれ変わりたいと思っている人っているのでしょうか?

私だったら生まれたかったとも、生まれ変わりたいとも思いません。

育てていくにもお金、手間、時間、健康が損なわれます。

素直に正直に考えてみました。ただそれだけです。

診断に反対する人たちの気持ちが分かりません。
私の考えがエゴであるかもしれませんが、診断に反対する人たちもエゴではないかと思います。
2013/05/19(Sun) 13:44 | URL  | 通りすがりの者 #-[ 編集]
コメントを下っさった方へ
ありがとうございました。

この記事をアップした頃は内容を批判されるのではないのかと不安に感じていましたが、やはり障害者の親として意見を書いてよかったと思っています。
2012/12/19(Wed) 09:12 | URL  | Ms. Myrna #-[ 編集]
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